【子供の絵×虹】心理的な意味は?絵からわかる成長と感情

虹の絵





\子どもの“こころ”は、色にあらわれる?/

「虹の絵ばっかり描いてる!」
「カラフルな絵を見ると嬉しくなる」

——そんなお子さんの絵、よく見てみると…実は“こころのサイン”がたくさん詰まっているんです。

この記事では、虹の絵から見える子どもの心理や、親子で楽しめるアートの関わり方をお話しします。

なおみ先生

こんにちは、なおみ先生です!
保育士としての経験や、子育ての日々から感じたことをお届けしています。

小学校に入学したばかりの娘が、黒と青だけでぐるぐる描いた絵を見せてくれました。
いつもはカラフルで明るい絵が多かったので、「あれ…?」と少し驚いたんです。

でも、それも大切な“心の表現”だったのかもしれません。
子どもは、言葉ではうまく伝えられない気持ちを、色や形にのせて見せてくれることがあります。

この記事では、虹の絵にあらわれる子どもの心理や、おうちでできるアートあそびのヒントをご紹介します。
お絵かきを通じて、お子さんの気持ちにやさしく寄り添える時間になりますように🌈

目次

子供が虹を描くときの心理とは?

虹って、見ただけでなんだか明るい気持ちになりますよね!
子どもが虹を描くときも、そこにはいろんな「気持ち」が込められていることがあります。

ここでは、子どもが虹を描くときに見られる“こころの動き”を、保育の現場やわが家での経験から3つに分けてご紹介します。

希望や安心感のあらわれ

「今日はたのしかったな〜」
「ママがニコニコしてくれた!」


そんな安心や喜びの気持ちが、カラフルな虹として出てくることがあります。

明るい色づかいの虹を描いた日は、きっと子どもにとって“こころぽかぽか”な1日だったのかも。

実は、虹って世界中で「良いことの象徴」として大切にされているんですよ。
たとえばハワイでは、「虹を見たら神様に祝福されてる印」なんて言われることも。

なおみ先生

子どもが描く“明るい虹”には、「たのしかった」「うれしかった」という気持ちや、未来への期待がぎゅっとつまっているのかもしれませんね🌈

想像の世界であそんでいるとき

「ここに星つけたらかわいい!」
「雲の上に虹のおうちがあるの!」


そんな自由な発想で描かれる虹は、子どもが創造力をのびのび発揮しているサインです。

思いきり自由に描けるって、それだけで心が元気な証拠なのかもしれません♪

観察して描いているとき

虹の順番を正確に描こうとする子は、観察力や秩序感が強いこともあります。

「ちゃんと7色並べて描けたよ!」なんて得意げに教えてくれる子も♪

そのときの虹がどんな虹だったかで、子どもの“今”が少し見えてくることもあるんですよ。

虹の描き方や色から読み取れること

虹を描いているときの“色づかい”や“描き方”には、子どものちょっとした気持ちが表れていることがあります。

もちろん全部がそう!と決めつけるわけではないけれど、絵を見るときのちょっとしたヒントになればと思って、いくつかご紹介しますね。

\色づかいに見える“こころのサイン”/
  • たくさんの色を使っているとき:のびのび自由に気持ちを出せているときかもしれません。
  • 色の順番を丁寧にそろえているとき:観察力やこだわりの強さが出ているのかも。
  • 色が暗め・ぐるぐる・にじんでいるとき:ちょっぴり疲れていたり、甘えたい気持ちがあるのかも?

どんな絵にも、いい悪いはありません。
大人が「どんな気持ちで描いたのかな?」って想像しながら見るだけで、子どもは“見てもらえてる”って嬉しくなるものです。

雨上がりの虹のように、子どもがホッとできたときにふっと出てくる色。
そんなふうにアートをそっと見守れるといいですね。

色は“こころ”の鏡。娘の「ぐるぐるアート」

保育の現場でも、「あれ?」と思うような絵が、実は大事な気持ちのサインだった…ということがあります。

私自身も、娘が小学校に入学したばかりの頃に、黒と青だけでぐるぐる描いただけの絵を渡してきたことがありました。
普段はカラフルでハッピーな絵ばかりだったので、その変化に正直ショックを受けました。

でも、少し時間を置いて気づいたんです。
これは娘なりの「今の気持ち」を伝える手段だったのかもしれないと。

子どもが描く絵は、うまく言葉にできない感情を表す大切な“こころの声”。
だからこそ、どんな色でも、どんな形でも、そのまま受けとめてあげることが何より大切だと感じました。

絵を通じて親子でコミュニケーションをとる方法

子どもが描く絵をきっかけに、親子の絆を深めてみませんか?

「ここが素敵だね!」と具体的に褒めると、子どもも「そうなの~!」と会話が弾みます。

わが家では、上の子の絵にはストーリー性が多く、話をきちんと聞くようにしています。
下の子は、画用紙いっぱいに描くので、まずはその大胆さを褒めます。

絵について質問する

「どうして虹を描こうと思ったの?」

「この色は何を表しているの?」

と優しく問いかけてみるのも一つのコミュニケーションをとる方法です。

子供の意外な気持ちや考えを知ることができるかもしれません。

一緒に虹を描く

親子で虹を描いてみるのも楽しい時間です。

「ママも一緒に描いてみるね」と言えば、自然と共同作業が生まれ、子供もきっと嬉しく感じてくれるはず

絵本を活用する

「絵が好きな子」に育つには、やっぱり“見る力”を育てるのも大切。
だからこそ、絵本はお絵かきと相性ばっちりなんです。

親子で絵本を読みながら、

「このページきれいだね〜」
「この色、虹みたい!」

と感じたことを言葉にしてみてください。
それだけで、子どもは自然と「色って楽しい!」と思えるようになりますよ♪

読んだあと、「このページ好きだったね〜」と一緒に絵をまねして描いてみるのもおすすめ。
親子のやりとりがふえると、お絵かきももっとたのしくなるはずです♡

アートと心が育つ!親子で読みたい3冊

にじいろのさかな/マーカス・フィスター

海のなかでいちばんキラキラ✨の“にじうお”。
でも、その美しさがかえって友だちを遠ざけていたんです…。
ある日、うろこを「どうぞ」ってわけてあげたことから、少しずつ心がつながっていって——

「わけあう」「やさしさ」って、こんなにあったかいんだって、親子でほっこりできる1冊。
読み終えたあと、きっとお子さんが「ママのうろこもあげる〜♡」って笑ってくれるかも?

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にじいろのしまうま/やなせたかし

みんなとはちょっとちがう、にじいろのしまうま。
「ボクって、へんかな?」って思いながらも、困っている動物を助けたり、思いやりの気持ちでいっぱい!

「ちがっていい」「じぶんのままでいい」って、そっと背中を押してくれるようなやさしいストーリーです。
「だれかのために行動する」ってカッコいい!
そんな思いを親子で共有できる心あたたまる一冊。

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いろいろいろのほん/エルヴェ・テュレ × 谷川俊太郎

この絵本は、“読む”というより“あそぶ”ための絵本。

ページをめくるたびに「さわってみて」「ぎゅってしてみて」って、まるで声をかけられてるような気持ちに。
指でタッチするだけで、色が混ざったり、動いたり…おうちでできる“色のマジックショー”がはじまります!

「絵の具あそびはちょっと大変…」という日でも、この絵本があればOK。
赤・青・黄の色がどんどん変わっていく様子に、子どもたちはもう夢中♡

しかも、読んでいるうちに「ママもやって〜!」と親子でわいわい盛り上がれるのも嬉しいポイント♪
自由な発想で色とあそぶ楽しさをたっぷり味わえる、ワクワクがつまった一冊です。

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水で落とせる!おすすめお絵描きグッズ

年齢や子供によって好きな画材は違うかと思いますが、クレヨラから水で簡単に落とせるシリーズが色々と出ていてオススメです。

ちなみに、娘は色鉛筆、息子はマーカーでお絵描きをすることが多いです。

ミニボトル絵具

絵具でお絵描き、子供たちにさせてあげたいけど、準備と後片付けを考えると少しハードルが高いですよね。

実際に私も時間と心の余裕があるときにしかさせてあげられないのが現実…。

そんな問題を解決してくれるのが、クレヨラのボトルに入った絵具。

絵具のタンクが繋がっていて固定されているので子供がこぼしたりしにくいのが本当に助かる!

そして、なんと水なしで描けちゃいます。

我が子たちは筆に含ませる水分調節が苦手です。

水を付けすぎて色が薄くなったり水で紙がふやけてしまったり、、、

そんな問題も、このクレヨラの絵具を使用すればストレスなく使えます。

ペイントスティック

子供が簡単にお絵かきを楽しめる画期的なペイントツールです。

小さい子供でも、筆圧いらずでするするっと簡単に書けます。

息子も2歳からペイントスティックを愛用しています♪

手軽に使えるのに、仕上がりはまるで絵の具を使ったような鮮やかさ。

紙やボードにスムーズに描けるだけでなく、乾きが速いので後片付けもラクラクです。

我が家で使用しているものは30色入りですが、クレヨラから6色入りで手ごろな値段のものがあります。

しかも、水で落とせるタイプで、万が一服や家具についてしまっても安心の商品です。

親子でのアートタイムにぴったりの一品です!

太字マーカーペン12色

こちらもクレヨラの水で落とせるシリーズのマーカーです。

子供も親も汚すことを気にせず、のびのびと自由にお絵描きができます。

太字ペンタイプで小さな手でも握りやすく、スムーズな描き心地。

塗りつぶしもラクラクです。

まと

子どもが描く虹の絵には、その時々の気持ちや成長のかけらがたくさん詰まっています。

明るい虹の中にも、ちょっとした変化や“こころのサイン”が見えてくることもあります。

だからこそ、アートを通して子どもの気持ちにやさしく寄り添いながら、楽しい時間を一緒に過ごしていきたいですよね◎

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