子供が画用紙いっぱいに描く虹の絵。
鮮やかな色彩や独特の形には、その時々の子供の気持ちや心の動きが反映されています。
子供の描いた絵を見ると、どんな気持ちで描いたのか知りたくなりますよね。
この記事では、虹が表す一般的な心理や、子供とアートを楽しむためのアイデアをお届けします。
子供が虹を描くときの心理とは?
虹は希望や癒しを象徴する自然の美しい現象。
子供が虹を描く際、その心理には3つの背景があると考えられます。
希望や安心感の表現
虹は、多くの文化で「雨上がりの希望」として知られています。
例えば、ハワイで虹を見たら、それは神々に祝福されている証とも言われており、良い象徴とされています。
明るい色や虹を描くことは、子供が心の中でポジティブな感情を抱いていることを示す場合が多いとされています。
楽しい気持ちや未来への期待が込められていることが多く、特に元気いっぱいの日に描くことが多いようです。
創造性と空想力の発揮
虹を描くことは、子供が創造的な思考を楽しんでいるサイン。
虹のカラフルな色使いは、子供の豊かな感性や想像力を表しています。
また、鮮やかな色を使うことは、想像力や感情の豊かさを示すと言われています。
観察力や秩序感
虹を正確に描こうとする子供は、観察力や秩序感が強い傾向があります。
実際の虹の色の順番や形を忠実に再現しようとする姿勢は、几帳面さや探究心の表れとされています。
虹の描き方や色から読み取れること
- たくさんの色を使う場合: 感情が豊かで明るい性格の表れと一般的には言われています。
- 色の順番を守る場合: 観察力が鋭く、几帳面な性格ともいわれます。
- 歪んだ形や暗い色を使う場合: 少し不安やストレスを感じていることがあるかもしれません。
また、雨上がりの空に架かる虹は、自然界の穏やかな一瞬を象徴しています。
子供が安心しているときに描くことが多いようです。
絵を通じて親子でコミュニケーションをとる方法
子供が描く絵をきっかけに、親子の絆を深めてみませんか?
忙しい日常の中では家事をしながらついつい横目で見てしまうのが現実…。
子供は自分の絵に興味を持ってもらい、褒められることで、もっと絵を描きたいという意欲が湧きます。
「ここが素敵だね!」と具体的に褒めるのがおすすめです。
そうすると、子供も嬉しそうに「そうなの~!ここがね、あーでこーで」と会話も続きます。
ちょっとした色使い、描き方、なども具体的に褒めるように心がけています。
「ここは太い線で描いたんだね!」
「ここだけ赤色にしたの、いいね!」
「星がたくさんあって素敵だね!」
など、難しく考えずに、見たままのことを伝えるだけでも子供は自分の絵をちゃんと見てくれたことに喜びを感じるようです。
我が家では6歳の娘の絵にはストーリー性があるものが多いので、話をきちんと聞くようにしています。
3歳の息子の絵は、とにかく画用紙いっぱいに描くので毎回まずそこを褒めます。
絵について質問する
「どうして虹を描こうと思ったの?」
「この色は何を表しているの?」
と優しく問いかけてみるのも一つのコミュニケーションをとる方法です。
子供の意外な気持ちや考えを知ることができるかもしれません。
一緒に虹を描く
親子で虹を描いてみるのも楽しい時間です。
「ママも一緒に描いてみるね」と言えば、自然と共同作業が生まれ、子供もきっと嬉しく感じてくれるはず。
実際に、「一緒にお絵描きしよう~」と娘に誘われて、お絵描きすることがあります。
先日、ちょこっと子供が描いた絵の隅っこに星を3つ書き加えてみました。
すると、「この星どうやって描いたの!?これ黄色じゃなくて山吹色かな?一緒にお絵描きたのしいね!」と、とっても喜んでいました。
昔から絵は苦手なのですが、どんな絵でも褒めてくれる娘のおかげで、お絵描きもたまにはいいな、と思うようになりました(笑)
同じように、子供の絵を褒めてあげるとどんどんお絵描き好きになると思いますよ♪
絵本を活用する
虹をテーマにした絵本を一緒に読むことで、子供の想像力がさらに広げることができます。
読んでからいっしょに感想を話し合うのもおすすめです。
娘は絵本が大好きなので、虹に限らず、普段からお気に入りの絵本の表紙やワンシーンを描いたりすることもあります。
にじいろのさかな
世界中の子供たちに愛されている有名な絵本ですよね。
虹のようにキラキラと輝く鱗を持つ「にじいろのさかな」が主人公のこの絵本は、分かち合いと友情の大切さを子供に教えてくれる心温まるストーリー。
美しいイラストが特徴で、ページをめくるたびにまるで虹のような世界が広がります。
子供が虹を描いた後にこの絵本を読み聞かせれば、虹のテーマをさらに深く楽しむことができそうですよね!
虹の絵を描くこと、絵本を読むことは、子供の感受性や想像力を育てる貴重な体験です。
『にじいろのさかな』は、そんな親子の時間をさらに素敵にしてくれる一冊です。
にじいろのしまうま
やなせたかしさんの絵というだけで喜ぶ子供は多いのではないのでしょうか。
実際にアンパンマン大好きな息子に大ヒット。
カバの絵はカバオ君にしか見えません。
動物がたちがお互いに助け、助けられるという内容で、じーんと心温まる優しい気持ちになれます。
親子で大好きな一冊です。
はじめてのてんきえほん
はじめてのてんきえほん」では、虹や天気のなぜ?がわかりやすく、可愛いイラストと書かれているので、観察力がある子供におすすめです。
図鑑はまだ少し早いかな?という小さな子供にもおすすめです。
イラストが多く簡単にわかりやすく書かれているので、他にもこのはじめてシリーズは子供たちがよく読んでいます。
水で落とせる!おすすめお絵描きグッズ
年齢や子供によって好きな画材は違うかと思いますが、クレヨラから水で簡単に落とせるシリーズが色々と出ていてオススメです。
ちなみに、娘は色鉛筆、息子はマーカーでお絵描きをすることが多いです。
クレヨラの商品は安全な素材を使用しているので、安心して子供たちに使わせることができますよ~!
ミニボトル絵具
絵具でお絵描き、子供たちにさせてあげたいけど、準備と後片付けを考えると少しハードルが高いですよね。
実際に私も時間と心の余裕があるときにしかさせてあげられないのが現実…。
そんな問題を解決してくれるのが、クレヨラのボトルに入った絵具。
絵具のタンクが繋がっていて固定されているので子供がこぼしたりしにくいのが本当に助かる!
そして、なんと水なしで描けちゃいます。
我が子たちは筆に含ませる水分調節が苦手です。
水を付けすぎて色が薄くなったり水で紙がふやけてしまったり、、、
そんな問題も、このクレヨラの絵具を使用すればストレスなく使えます。
ペイントスティック
子供が簡単にお絵かきを楽しめる画期的なペイントツールです。
小さい子供でも、筆圧いらずでするするっと簡単に書けます。
息子も2歳からペイントスティックを愛用しています♪
手軽に使えるのに、仕上がりはまるで絵の具を使ったような鮮やかさ。
紙やボードにスムーズに描けるだけでなく、乾きが速いので後片付けもラクラクです。
我が家で使用しているものは30色入りですが、クレヨラから6色入りで手ごろな値段のものがあります。
しかも、水で落とせるタイプで、万が一服や家具についてしまっても安心の商品です。
親子でのアートタイムにぴったりの一品です!
太字マーカーペン12色
こちらもクレヨラの水で落とせるシリーズのマーカーです。
子供も親も汚すことを気にせず、のびのびと自由にお絵描きができます。
太字ペンタイプで小さな手でも握りやすく、スムーズな描き心地。
塗りつぶしもラクラクです。
万が一、服やや家具にインクがついても、水で簡単に洗い落とせます。お片付けの手間が省けて安心です。
まとめ
子供が描く虹の絵には、その時々の感情や心の成長が映し出されています。
描いた虹を一緒に眺めたり、話題にすることで、子供の気持ちを理解し、親子の絆を深めることができそうですよね。
絵を通じて子供の成長を見守ってあげられるといいなと思います。
ちなみに我が家では、子供が描いた絵を額に入れて壁に飾っています!
どんどんと素敵で飾りたい作品が増えるので、壁が額だらけになってきました…(笑)