はいたい!
子供のイヤイヤ期に振り回され中のママパパさん、毎日本当にお疲れ様です。
今は大変ですが、イヤイヤ期は成長に大切な過程であり、そしていつかは終わります。
我が家の長男(2歳2か月)はイヤイヤ期真っただ中。ふぅ~
少しでも気に入らないことがあると、すぐに癇癪を起し、機嫌が直るまで時間がかかります。
そんな息子ですが、二人目ということで一人目からの学びもあり、イヤイヤ期も楽しくゆるく過ごせています。
この記事を読むと、イヤイヤ期を乗り越えるための6つのヒントがわかります。
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なぜイヤイヤ期は起こるのか?
それは、幼児の脳は未熟で、自分の欲求を我慢できないためです。
脳は段階的に発達しますが、幼児期の脳は、前頭前野と言われる部分がまだ発達していません。この、おでこの奥にある前頭前野は、我慢したり感情をコントロールしたりする、こころの抑制機能を司っています。この抑制機能が発達していないため、子どもは本能の欲求のままに行動するのです。
ですから、イヤイヤ期のような感情の暴発は、脳が発達し、こころの抑制機能が育ってくるにつれて無くなってきます。
まだ我慢ができない子供の行動をしつけとして制限することも大事です。
しかし、子供の行動を制限しすぎると、自己主張や自己決定を封じ込められると感じてしまうこともあるので、バランスが難しいんですよね…。
科学的にイヤイヤ期の説明をされたところで、時には感情的になってしまうこともあると思います。
親だって人間だもの、それはある程度は仕方ないこと。。
怒り爆発してしまう前に、以下のポイントを押さえておけばイヤイヤ期を乗り越えられるヒントになるかもしれません。
イヤイヤを起こさないことを心掛ける
ちょっとしたことで、爆弾投下。
まずはイヤイヤが起きないように、回避することを心がけています。
おきがえイヤイヤ!を回避する方法
タンスの引き出しをあけ、自分で服を選ばせます。
息子は出かける前に靴下イヤイヤ!をよくするので、靴下を選ばせることでイヤイヤを回避できます。
そして、選んだものをとにかく褒める。
そうすると気分よくおきがえしてくれます。
歯磨きイヤイヤ!を回避する方法
こちらもおきがえと同様、選択肢を与えるようにします。
歯磨き粉3種類を常備。
フロスを選ばせてあげるというイベントまで用意しています。
「いらっしゃいませ~。フロスはいかがですか~。今日のおすすめはこちらです~。」
と、さらに店員さんになってしまえばめっちゃ食いつく!
ごはんイヤイヤ!を回避する方法
マンネリしないように、3食お皿を変える。
キャラクターのピックを使う。
好物を少しでも必ず入れる。
それでもイヤイヤするときは、
「今日はお姉ちゃんのお箸を借りて食べてみよっか?」
などイレギュラーを提案してみます。
ママじゃなきゃイヤイヤ!を回避する方法
今これが我が家では大問題です。
お風呂も手を洗うのも歯磨きもママ!ママ!ママ!
「パパにお風呂ポスターで読めるようになった字を教えてあげたら?」⇒お風呂へ誘導
「パパにチョキができるようになったの見せてきたら?」⇒手洗い誘導
「パパに奥歯が生えそうになっているの見せよっか?」⇒歯磨きへ誘導
息子がパパに自慢したくなるようなことを常日頃、意識して探しています。
パパも息子の気持ちを盛り上げるために大げさにリアクションしています(笑)
ジュースやおやつがもっと欲しい!を回避する方法
ジュースはコップに注ぐのではなく、パックのジュースを与えるようにしています。
お菓子は小分けにされたものを。
もっと欲しいという状況をはじめから作らないようにしています。
イヤイヤ期を乗り越える6つの方法
さて、以下が我が家で意識しているイヤイヤ期を乗り越える6つの方法ですが、子供によって個人差がありますので、親が子供と向き合い、試行錯誤することが大切かなと思います。
この6つの方法で、我が家は長男のイヤイヤ期をうまく乗り越えられそうです。
子供の気持ちを理解する
まずは、子供がイヤイヤをする理由を理解することが大切だと考えています。
特に2歳の子供はまだ自分の意思をうまく伝えることができません。
例えばおきがえイヤイヤ発動した時は、一度「そうだね、今はお着がえしたくないんだね。」と相手の気持ちに寄り添い、理解を示すとそのあと意外とスムーズだったりします。
子供の意見を尊重し、自分の意見を聞いてもらうようにすることで、子供が自己表現を行いやすくなることを意識しています。
選択肢を与える
子供が自分で選ぶことができるよう、選択肢を与えるようにしています。
おきがえイヤイヤ、歯磨きイヤイヤの例で挙げたように、いくつかの選択肢を用意しておくと自ら楽しんでくれるし、選択肢を与えることで、子供が自主性を持てるようになればいいなと思います。
たまに雨の日じゃないのに長靴を選んではくことがありますが「まー長靴でもいっか」という気持ちで受け入れるようにしています。
毎日のルーティーンを作る
予測可能な日常生活を作り、子供が安心して行動できるようにすること。
ルーティンを作り、決まった時間に食事やお風呂などを行うようにし、子供が何を期待できるかを理解できるようにします。
来客があったり、外出が続いてイレギュラーなスケジュールにしてしまうと、イヤイヤ発動しがち。
また、その都度子供に言わなくても「次はお風呂、次は歯磨き、次は…」と順番を理解してくれているだけでも親の負担は減るかなと思います。
必要な時にははっきりと伝える
子供には、自分の思いを伝えることを大切にしています。
例えば、「外から帰って手を洗わないと、おうちの中までばい菌だらけになっちゃうよ。」というように、子供に必要なことははっきりと伝えるようにしています。
ばい菌は実際目に見えないし、あまりピンときていないようだったので、このイラストを見せると「ママの言っていることは本当なんだ!」と思ったのか、「ばっちいね~!」とすぐ洗面所へ直行していました(笑)
真剣に話をすれば、子供は聞いてくれるものです。
普段からガミガミ言わずにここぞというときに真面目に話をするようにしています。
時間をかけて理解してもらう
子供にとっては新しいことやルールを理解することは難しいもの。
ゆっくりと時間をかけて、子供に理解してもらうように努めています。
我が家では「歯磨きをするときは立ち歩かない。」を毎朝毎晩言っています。
上記の「必要な時にははっきりと伝える」を何度もしていますが、いまだにそれができません。
「座って歯を磨かないと危ないもんね!」と言いながらも
“わかってはいるけど、意識しないとうっかり立ち歩いてしまう”という状況。
しかし、立ち歩き歯磨きは本当に危険なので、最近は座椅子を歯医者の椅子にして「歯医者さんごっこ」で子供たちは楽しみながら歯磨きをしています。
なんでも楽しみながら!を心掛けています。
ポジティブな言葉で接する
子供がイヤイヤをするときに、否定的な言葉を使うと、余計にイヤイヤがヒートアップしてしまいがちです。
そこで、子供に対してできるだけポジティブな言葉で接するように心がけています。
「ありがとう」「すごいね」と褒めたり、「ごめんね」と謝ったり。
特別な言葉ではなく日常で使う当たり前の言葉ですけど、大事な言葉。
先日友人が「普段ピカルがきちんとありがとう、ごめんねを言っているのがわかるよ~。子供ちゃんたちが話す言葉で親子の関係性がよく見えるね!」と言われて嬉しくて泣きそうになりました(笑)
子供に対してだけではなく、夫婦間でも意識して気持ちを言葉にあらわすようにしています。
自分もリラックスする
イヤイヤ期は親もストレスがたまりやすい時期。
できるだけリラックスし、冷静に対処するように心がけています。
「ひとり時間」を作れるようにパパにも協力してもらい、上手に息抜きしています。
\コーヒーでほっと一息しませんか/
まとめ
娘(4歳)は3歳を過ぎたころにイヤイヤ期は終わりました。
感情的になってしまったこともあり、今振り返ると心の余裕のなさに後悔することばかりです。
その学びから、二人目はイヤイヤ期まで楽しく過ごせています。
イヤイヤ期は子供の成長にとって重要な時期であるため、子供との時間を大切にするように心がけています。
一緒に思いっきり遊んだり、話を聞いたりすることで、子どもとの信頼関係を築き、イヤイヤ期も親子で乗り越えられたらなと思います。